後悔しない家選びのために必要なチェック その1
自分の家を買うことになったとき、失敗したくないですね。
そのためには、どうすればいいでしょうか。
買う家をしっかり隅々までチェックすればいいでしょうか。
もちろん、それも大事ですが、その前に、もっと大事なことがあります。
それは、買う家の持主=人のチェック!です。
新築なら、建てた工務店や不動産会社だったり、中古の家ならその家に住んでいる人です。
「家」つまり「モノ」のチェックの前に、まず、家の「持主」つまり「人」のチェックが何より大事なことなんです。
家(モノ)がいいなら、持主(人)が誰でも関係ないじゃん、そう思うかもしれません。
でも、違うんです!
家は、その家の持主を反映するものだからです、良くも悪くも。
変や持主の家は、やっぱりどこか変になっちゃってるんです。
いい加減な人が建てた家は、何かしらの欠陥、不具合など問題があったりするもの。
場合によっては、違法と知っていながら、建てられている家もあります。
また、建てられた時には問題がなくても、住んでいる間の維持管理が悪く、どんどん建物が傷んで、結果、いろんなところに不具合が隠れている家もあります。
反対に、ちゃんとした人が住んでいた家は、月日が経っても状態がよく、新築と変わらないようなすばらしい家もあります。
元々は同じような造りの家なのに、使う人によって、長い月日が経つと全く違う家になっちゃうんです。
なんとなくわかりますよね。
このように、持主に不安がある家は、家そのものの質に対する不安につながります。
そして、もう一つ。
もしもトラブルになったとき、いい加減な持主から買った場合、誠実に対応してくれない可能性があること。
トラブルを解決するために、話し合いを持とうと相手に連絡をしても、まともに聞いてくれない、のらりくらり時間を先延ばしにされる、場合によっては、どこかに雲隠れして居所がわからず、結局、泣き寝入りすることにだってなりかねません。
万一、トラブルになった時に、誠実に対応してくれない、約束を守らない、責任持ってくれない、こんな持主では困ります。
だって、家を買うって、人生最大の一番大きな買い物なんですから。
だから、後悔しない家選びのために、まずは、なんといっても、「持主」(人)の調査なんです。
何よりこれが大事。
どんなにいい家でも、気に入った家でも、やっぱり持主がなんか変だな、なんだかイヤだなとモヤモヤを感じたら、買わないという選択もアリかもしれません。