いい不動産って、どんな不動産?
不動産は、場所がすべてです。
だって、不動産って、読んで字のごとく動かせません。
だから、買った後で後悔してもどうにもならないですから。
不動産は、一つお隣とか、道路を一本はさんで向かいとか、一見似たようなものでもほんの少し場所が変わるだけで、その価値が大きく変わることがあります。
だから、単に近くとか隣の似たような物件と比べただけで、高いとか安いとか判断してしまうと見誤ります。
つまり、失敗して損をしてしまいます。
商業地でも住宅地でも、人気がある場所にはそれなりの理由があります。
高い不動産にも、安い不動産にもそれなりの理由があるものです。
だから、大事なのは、周りの似たような物件と比べることではなく、むしろ、その不動産そのもののその時の価格と、過去の価格、もしくは、将来の価格と比べることなのです。
ただ、もちろん、過去の価格は調べられても、将来の価格はわかりませんよね。デロリアンで未来に行けたらわかりますがw
要は、将来の価格にも想像力を働かせて予測してみることが大事です。誰にも正解はわかりませんが、それでいいんです、わかったら不動王になれますw
そして、もしも売る時に、買った時よりも価格が下がらないと思える場所であること。
従って、いい不動産とは、売る時に、買った時よりも価格が下がらない、もしくは上がっている不動産ということになります。
だから、高い価格で買っても、将来それ以上で売れれば安い買い物だったことになりますし、逆に、安く買ったと思っても、売る時に価格が落ちれば、結果的に高い買い物だったということになります。
買った時は、お金が不動産に変わっただけの話で、その時点では、経済的には損も得も発生していないんですね。心の問題で、損したとか得した感じはあるかもしれませんが。
本当に得したか、損したのかは、売る時にはじめてわかるものなんです。だから、ずっと売らなければ損も得もありません。
大事なのは、その不動産が将来どうなるかの想像力です。
そのために、今現在の価格だけではなく、過去、そして、未来の価格に少し思いを巡らせてみることが大切です。